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上高野山・乳下がりの大銀杏
庄原市高野町・天満神社のご神木、「乳下がりの大銀杏」。
樹齢1000年と言われる広島県下第一の巨木で、樹高は18メートル、幹周9.6メートルあります。
枝や幹の一部からは「気根」とよばれる根が発達し、垂れ下がり、地面にまで届くほど長くなっています。
昔から、この気根を乳房に見立て、乳不足の母親に乳が恵まれるよう、あるいは安産のシンボルとして崇拝され、名前の由来となっています。
毎年、黄葉の季節には、その素晴らしい枝振りと黄金色に輝く姿を求めて、遠方からも多くの方が来訪されます。
今年は、この地域も秋に入ってからも暖かい日が続いて紅葉・黄葉が遅れており、大銀杏の黄葉も、見頃はもう少し先になりそうです。
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